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オスロ兵庫

きょうは、オスロの兵庫公演にいってまいりました。

オスロ合意の話ですね。

オスロ合意に至るまでにバックで交渉の舞台を作りあげたノルウェーの夫婦のお話です。
(すさまじくざっくりいうと)

さすが、トニー賞何部門かとるだけあって、めちゃくちゃしっかりしている。ちゃんと、丁寧に作られている重厚な芝居でした。

Twitterで「難しい」「意味がわからない」「予習したほうがいい」などの声を見ましたが、いやいや、、、すべて細かく説明してくれてるじゃないか。
テンポよく、きっちり説明してくれているのです。

坂本くんはこの裏舞台を作りあげた人物。


郁人は、ノルウェーの外務副大臣とイスラエルの学者の二役。
ちょっと、郁人が演じるには若すぎたかな、という印象。

まわりの役者さんたちの年齢層が高いのと、安蘭けいさんよりも上の地位というのは、ちょっと無理があるかな、と。

学者のほうは、相島さんの子分のようなもんだし、コミカルにつくりあげているので、いいかな、、と思うけど、やはり少し若いか、というイメージ。


しかたないんだけどね、、、ジャニーズマジックみたいなものだな、これは。「この役には若すぎるな」という配役、ジャニーズあるあるみたいなものだな。

なので、しかたないのだけど、最後のカーテンコールの並びの順番も本来は、相島さんより内側はおかしいのだろうけど、ジャニーズ的には坂本くんの横になっちゃうのだな、と理解してみてました。

こういうところで、ちゃんと役にあわせた立ち位置におかせてもらうほうが、いいと思うんだけどな。事務所的な問題なんだろうな、そこがとっても残念。

私は今まで、どうも郁人のでる芝居と相性がイマイチよくなかったのですが、今回のは、好きなタイプだな。こういう重みのある会話劇のようなものは大好きだ。社会派作品も好きなので、「郁人にちゃんとした芝居がきた!!」というところです。

オスロ合意はなされたけど、まだ紛争は続いています。一歩は踏み出せたけれど、まだまだ問題は解決していない。それを改めて世界に投げかけたのが、オフ・ブロードウェイから生まれたこのお芝居なのでしょう。物語の当事よりも、さらに中東の情勢は複雑になってしまいました。戦いのない未来を願い続ける人たちの思いが、たくさん届きますように。
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