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「明日は来るから」 [日常 雑記]

V6のスカイザリミットの通常盤に入っている「明日は来るから」。

なんかこの曲は元気がでる。
そしてなんだかわくわくする。

笑っていても凹んでいても明日は来るから

そして、イノッチのソロ、笑顔の日も涙の日も明日へ続くさ、でしめる。
この曲、じわじわしみてくる。

でも、明日が来ない人もいるんだよね・・・・。

初めて弔電というものを送った。

遠方でお通夜にも葬儀にも参列できなかった。

社会人一年生の私は、まったく経験のない専門分野の部署にいきなり投げ込まれた。
その時代の先輩たちはみんなが私の先生だった。
1からのスタートだったし、大変なことも多かったけど、あの時代があるからこそ、会社は違えど同じ部署にいて今の仕事をしている。

私にとっての「先生」の一人が亡くなった。
まだ48歳。脳梗塞だったらしい。手術ができない場所があったらしく、回復せずに旅だってしまったらしい。

また、現場で絶対に会えると思ったのに。
今まではチームだったけど、今度はライバルとして勝負できるのを楽しみにしていたのに。
また飲みにいってぐだぐた話したかったな。

弔電の文を考えながらいろいろ思い出してみたけど
「ちょっ!!キングさんっっっw」って笑った楽しい思い出ばかりだった。

同じ職場になぜか同じ名字が何人もいて同姓同名までいたために、みんなからキングさんと呼ばれていた。
「なんでキングさんはキングさんなんですか?」
という疑問よりも、なぜ同じ名前の先輩が「どうちゃん」と呼ばれているかのが疑問だった。

キングさんの命名の理由は「キングレコードの歌手にいそうな顔」という一説はあるがよくわからない。
キングさんが略されて「きんちゃん」になったために同じ名字だった人が「銀」と「銅」になったらしい。結局「銀」が定着しなかったのに「銅」が定着しちゃったからややこしくなったのだ。

なので、私もキングさんと呼ばせてもらっていた。

会社で配備してないはずの最新高級機材をいきなり自腹で買ってもっていたり。
休みのはずなのに、なぜか本気の装備で一般の人の最前列にいたり、
本人いるのに、存在を消しまくっていて、他の人が真剣に探し続けていたり、
いつも冷静なのにいきなり動揺するとやたらとリアクションがでかくなったり、
なぜかみんなにやたらとマネされてたり、

「ちょっ!!!キングさん!!!wwwwwwwwww」

と思わず突っ込むようなことがたくさんあった。
そして、そんな時間はめちゃめちゃ楽しかった。

そしてなかなかいい仕事するんだよな、キングさん。

さみしいな・・・ほんと寂しい。

ちょっとでもキングさんに思いが届いてくれたらいいな・・・と何度も何度も弔電の文章を直して送った。
最後に会いたかった。


「明日が来るから」って言えるのは本当にすばらしいことなんだと思った。
「凹んでも、笑っていても」明日は来る。
どんなにダメダメでも「だけど今日もがんばる」って思える。
「明日が来る」って、いいことなんだよね。

何ができるわけではないけど、私は私の一日をしっかり刻んでいかなくちゃな・・・・
私には、ちゃんと「明日は来る」んだから。
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