最後の5人のABC座

13日昼、帝国劇場にいってきました。

最後の5人のABC座

５日以降、ボロボロだったので、ABC座のことを考えることもできず、、なーんにも見ずにいったら、

あれ、、ペンライト売ってるよ。あー、全部ショータイムなのか。ペンラ持ってくればよかったか、まあ、いいや、、となり、そのまま観劇。埋もれ席だし、なんかもういいかなー、と。

戸塚＆河合の「欲望のレイン」とか、滝つのDiamondとか、光GENJIのCOCOROとか、V6の「Believe　your smile」とか。懐かしさといろいろでした。

郁人を送り出す感はすごいあったし、気持ちよく送り出せるように、ほかのメンバーが頑張ってるのもすごいわかるし、、。

あー、最後だなー、と。

でも、、でも、、、

ちょっと

チバユウスケの件から、私には日がまだ浅かった。

どこでやろうが、グループ離れようが、生きてればいいよ。生きていればなんとでもなるよ。

そして、卒業、最後を銘打ってやりながら、

なぜ、覚悟を決めたのなら、事務所から離れる覚悟がなかったのか、と。

今の状態だと事務所を離れるのは、逃げる気がする、と郁人は言っていたけど、なんだかんだいっても残るほうが仕事あるんだよ、たぶん。ここででるほうがかなり厳しいはず。そこまでの覚悟はできなかったのだろうか。


演出やメンバーの言葉、それを聞けば聞くほど、私の中では中途半端だな、、と思ってしまったのが、正直な感想だ。

まあ、、、それも、
生きてりゃなんとでもなるから。

と、、今年のABC座は、なんかなんとも言えない気持ちになりつつ終了。
まあ、しかたないかな、、。

チバユウスケのこと

チバユウスケが逝ってしまった。

11月２６日、チバユウスケさん死去、と事務所が今日発表した。

家族に見守られ静かに最期を迎えたことと、親族とメンバーに見送られたという。

4月に療養が発表され、全予定がキャンセルされたので、これは、、初期ではないな、、とは思っていた。

でも、ライブでいつもチバユウスケは、「またね」と笑顔で言うから、またねがまた来ると信じていた。

7月にチバさんが個展をしているギャラリーのオーナーさんに会ったときに「前向きに治療は頑張ってるみたい」 と聞いたけど、これは復帰までかかるなとは思っていたけど、またねはまた来ると信じていた。

９月にいった怒髪天とピロウズのライブで、増子さんがチバの真似をしながら怒髪天が事務所に入る時に一人だけ反対していた話をした時に「入院してる声ガラガラのやつがね」と言っていて、あ、まだ入院してるのか、、と。

でも11月に入って、スネークオンザビーチのインスタに作品のアップがあったので、あ、作品は作れるんだな、思ってた。

なのに、、、こんなに早く逝ってしまった。


浪人時代、いつも、聞いていたラジオ「ミュージックスクエア」でミッシェル・ガン・エレファントが流れていた。貴ちゃんのおかげでチバユウスケの歌声と出会った。

当時ミッシェル・ガン・エレファントは爆発的に人気がでて、ライブも激しかったので、聞いてはいたもののライブには行ってはいなかった。

ROSSOも聞いていたものの、あまりはまらず、きて、私が再びチバユウスケを聞き始めたのは、フジケン加入後のThe Birthday。

いつのまにか、チバユウスケの歌詞は、どこか優しさと愛を感じる詞になっていた。フジケンのギターの音色も大好きで、キュウちゃんのドラムはあいかわらず心を震わせてくれて、ハルキのベースの流れもすごく良くて。バンドってこんなに深い音がきるんだと感動した。

そこから、私はThe Birthdayが大好きになった。

50代になって、楽しそうにバンドやってるチバを見るのが楽しくて、大好きだった。

ライブは耳潰れる！ってくらい爆音で、チバの歌声は突き刺さってくる。

歌の中にはチバはいつまでもいるけど、
チバの歌声は永遠に残るけど、

もうステージにチバユウスケはいない。

またね、の次はなかった。

夫が倒れた件で2月のkuroiとの対バンにはいけなくなり、年明けに見たスカパラとの対バンが私がみた最後のチバユウスケになった。

今年のチバユウスケも抜群にかっこよかった。

チバが歌うように
絶望に絶望してる暇なんて私にはないよ。
そして、
世界は私が思ってるほど悪くないんだと思う。

The Birthdayの歌とともに生きてくよ。



実は10月に父が亡くなりました。チバと同じくガンでした。父とチバが向こうでもし会ったら、フジロックの苗場の山で迷子になった話でもして盛り上がってくれ。


２人とももっと生きてほしかったな。