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オール・シュック・アップ 10月12日昼 青山劇場 [ジャニーズ出演 舞台]

あらためて、「オール・シュック・アップ」です。

舞台やコンサートを会場で見る楽しみは、やっぱり「生」であること。

ステージ上でのパフォーマンスが客席を動かし、
客席の盛り上がりがステージの上の役者さんたちに伝わり、さらに盛り上がる。

すごく当たり前のことなんだけど、双方向の「熱」が伝わり合うって、当たり前のようで、以外となかったりもする。

特に、ジャニーズ関係のコンサートや(場合によっては舞台でも最近は起きてしまっているらしい)では、客席のファンが出演者にアピールすることで必死になり、この舞台やコンサートでの当たり前のやり取りができなくなってしまっている状態も目にしてしまう。

それがいいことなのか、良くないことなのか。
人それぞれの意見もあるだろうし、ユニやタレント、それを応援するファンによって意見がそれぞれあることだからどれが正しいとか悪いとか、そういうことでもないとも思う。

でも、私個人的には、双方向でも、「熱」のやり取りを感じるような、そんな会場や内容、雰囲気が好き。

そんな原点というか、そういう気持ちを思い出させてくれるミュージカルが「オール・シュック・アップ」。


音楽で、自然に体を動かしたくなる、
思いっきり笑える、
特定の出演者だけでなく、誰もが主役に見えてくる、

そして、とにかく楽しい。


街でいちゃつくことと音楽を禁止された街にバイクでやってくる流れ者、チャド。
チャドが街にやってくることで、街の人々に変化が。
街中の誰かが誰かに恋をしている。思いを伝えようと奔走する人々を描いたコメディー。
プレスリーの名曲で構成されるこの「オール・シュック・アップ」。


はっきり言ってしまえば、すさまじくバカバカしいんだけど、
すごくすがすがしい。

出演者の方々がみんな楽しんで演じているのが、すごくわかる。
この人たち「1回」「1回」を大切に、楽しんで演じているんだろうな・・・というのがすごく伝わってくる。

そして、客席が、どんどん熱のようなものを帯びてくるのがすごくわかった。

後半、もう、手拍子の手の高さがみんな高い。
はやく立ち上がって一緒に踊りたい!!
そんな雰囲気が会場に漂う。


昨日も書いたけど、私の数列前のおじさま、おばさま方がすごい勢いでスタンディングオーベーションで立ち上がり、ノリノリ。
もう、途中から、うずうずしていたのが、後ろからでも伝わってきた。

そういう自分もすごくワクワクしたわけで。


「ステージ」を生で見ることの意味というか意義というか・・・
そんなものをひさびさに体感した気分です。


イノッチ並に
「ご期待ください」
と言いたくなります。ほんとに。


と、ここまで書いて
「坂本昌行」というこ言葉が一度もでてこない(笑)
「坂本昌行」がどうのこうのじゃなくて「チャド」なの「チャド」。
で、主演が・・・とか誰がどうのっていうより「オール・シュック・アップ」なの「オール・シュック・アップ」。
まさに、そんな感じ(笑)

これからいく方々。
「ご期待ください」

そして、まだチケットを手にしていない方。
「損はさせませんぜ」


ジャニーズ主演じゃちょっと・・・。と思われる方、侮ることなかれ。坂本くんはミュージカルアクターと並んでも決して引けをとりません。
会場はジャニーズファンよりも、「ミュージカル好き」の方や「プレスリーの好きな方」「宝塚のファンの方」ほかの「出演者の方のファン」などなど、たくさんの方がいらっしゃるので、躊躇する必要もないでしょう。

「ジャニーズ好きだけど、坂本くんは・・・」とか「ジャニーズ好きだけどジャニ舞台しか興味ないの」という方。
これを機会に、ジャニ舞台から一歩出た作品に挑戦してみてはいかがでしょうか。
きっと、新しい何かが見えると思います。

とにかく・・・・
「ご期待ください」。

そんな感じです。


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コメント 2

はるみ

いいですね~そういう舞台が見たいです。
8月に観たジャニ舞台は今でも消化不良です。
舞台は数えるほどしか観てませんが、
蜷川シェイクスピアでの高橋洋さんや、森山未来君の「血の婚礼」は良かったです。
またいいのが観たいです。ASUは行けないから残念です...
申し訳ないご報告...「狭き門より入れ」 前半はうとうと寝てしまいました(汗) りっぱな感想が書けません。ホールなのにマイクなしで聞こえにくかったせいもあります。(いやいや、言い訳が過ぎました)(^-^;)


ライブハウスのアジカン、昨年のはそうでした。
今年初めにホールでしたアジカンのほうが落ち着いてて、今のアジカンには合っていると思いました。

長くなりすぎて、すみませんでしたm(_ _;)m

by はるみ (2009-10-15 00:22) 

都

♪はるみさま

いつもありがとうございます。
「ASU」大阪はまだこのあとですよ。ちょっと遠征かもしれませんが、まだ見るチャンスありますよ←と、ちょっとすすめてみる。

高橋洋さんは、蜷川さん演出の三島の「近代能楽集」の「卒塔婆小町」で詩人をやっととき見たことを思い出しました。ただ、老婆の壌さんの印象がすごく強いですが。

「狭き門より入れ」いかれたんですね。
私は、スズカツさん演出の「サロメ」を見に行くかどうするか・・・で今迷い中です。(というか、地元であるので、休みをどうするか・・・というほうが正確ですが)

アジカン、そんな感じですか。
私はすっかり最近、ライブハウスから遠ざかってます・・・。
転勤したりでピロウズもこの二年くらいまったくいけなかったので。
近々、いけそうですが、ふふふ。
by (2009-10-15 16:29) 

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