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ジャニーズというジャンル [ジャニーズ考察]

前回の「少クラプレミアム」。
ゲストは、エイトの丸山くんと東京事変の亀田誠治さん。

数々のアーティストのアレンジャーも手がけ、音楽界のトップランナーとして走る亀田さんが言っていたこと。


ジャニーズの音楽について

「問答無用のポップ感、歌謡感がかっこいい。それを堂々とやり、たくさんのファンを幸せにする。表現者として尊敬する存在、経緯を評する」

とてもありがたい言葉だ。


ジャニーズの音楽は、ある種独特だ。
どんな曲をやっても、「ジャニーズ的」な味付けになる。
曲自体もたくさんのアーティストが提供してくれてはいるが、どこかに「ジャニーズ色」が漂う。


踊りに関してもそう。
さまざまな踊りのジャンルはあれども、やっぱり「ジャニーズ色」がある。


最近、ファンの間でも
「〇〇の踊りはホンモノ」
「〇〇の歌は、別物」
「結局はアイドル」
など、私の中では「ホンモノ論争」と呼んでいるが、「ホンモノ」「ニセモノ」での論争が起こっているのを目にする。


では、「ホンモノ」とは何か。
そして、「ニセモノ」とは何か。


私は、すべてそのジャンルにおいては「ホンモノ」であると思う。
「ニセモノ」「ホンモノ」でくくること自体が無理があるのだ。


例えば、タッキーのやる「歌舞伎」は本物ではない。
しかし、「滝沢歌舞伎」というくくりになると、それは「滝沢歌舞伎」というジャンルでの本物になる。


ここまでいかなくても
ダンスのジャンルだって、誰かのダンスを真似したものであっても、踊る本人自身の本物になる。


プレミアムでの、対談でも、バンドとして、ひとつのスタイルをつくり上げてきたTOKIOの太一くんから
「ジャニーズの音楽ってとジャニーズっていうある種のジャンルがあると思う」
と、言う話を切り出していた。


TOKIOこそ、そのジャンルから抜け出しているように思えるが、本人たちは、そのジャンルを意識し、全うしている。
これって、すごく素敵なことだと思う。


「ホンモノ」「ニセモノ」なんてどうでもよくて、
「ジャニーズというジャンル」の中で彼らがすることひとつひとつが「ホンモノ」であって、その数々の「ホンモノ」が、「ジャニーズ」というジャンルをつくり上げているのだろう。



「ジャニーズ」というジャンルを「ジャニーズとして全うする」。
その徹底感が、私たちを魅了してやまないのだ、と思う。
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