「凍える」兵庫芸文3日昼

坂本くんと同時期にコロナで療養に入ってしまったチバユウスケさん。二人とも無事に療養期間を終えて、チバさんは1日の川崎から、坂本くんは、この公演から復帰です。とりあえず、よかった、よかった。

さあ、The Birthdayのツアーが始まりましたよー。私は、もう少ししたらスタートです。

さてさて、坂本くんです。
3日昼の回にいってきました。兵庫の初回ですね。

いやあーー、超緊張感のある芝居だな、これ。3人で30場面。

娘を殺された被害者の母、犯罪者の脳分析をして研究する精神科医、連続幼女殺人者の3人の一方向の語りから、次第に交錯する三者。母は赦したのか、赦しが復讐なのか、病か罪か、精神科医の抱える問題とは。。

とても肩のこる芝居でした。
久々の栗山民也演出。いや、疲れる。まじで疲れた。肩と背中が。なんかずーっと緊張してる感じ。

そして、坂本くんの目が。
目付きが病的で完全にヤバいヤツ。声や動きも病的な雰囲気をまといまくり。
坂本くん。怖いよ。

途中で彼の悲惨な幼少期についても明らかになるんだけど、異常者から病的に見えてくるというか。なかなか壮絶な演技をしていた。

坂本くんといえばミュージカルなんだけど、オスロといい凍えるといい、ストレートプレイもとても良い。

長野里美さんも鈴木杏ちゃんも良かった。

いいお芝居でした。

さて日曜は、長野くんの楽しいミュージカルが待ってますよ。