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放課後の厨房男子 リターンマッチは恋の味 [ジャニ舞台&ジャニコン]

会場に入ると、流れてくるのは「ガラスの十代」‥。

あれ、わたし、ふぉ~ゆ~の舞台みにきたよね、、、光GENJIみなきたわけじゃないてすよね、、、。

「放課後の厨房男子 リターンマッチは恋の味」11月24日昼 大阪松下IMPホール

これ、前の時に見たかったんだけど、東京のみだったので、諦めてたのです。今回は、大阪があったので、みることに。再演ではなく続編です。

笑った。いやあ、笑った。

もう、前回のおさらいをするだけで、だいぶおもしろい。

明らかに若くはないあのメンバーに制服着せて、高校生だと言い切るその思いきりだけでも称賛できる。

ざっくりいうと、校内最弱の包丁部(ふぉ~ゆ~と前野朋哉、顧問の先生なマナカナのまな)と校内最強の舞踏部(のんちゃんと梅棒の楢木和也、柿喰う客の田中穂先)が料理バトルをするという話。

歌あり踊りありのとても陽気なコメディ。原作は小説らしい。

歌あり踊りあり、客席通路もめいいっぱい使って、もうすごく楽しい空間でした。

楽曲は、ジャニーズの曲を原曲にアレンジしてかえたものも。なんとなーく雰囲気を残していて、あ、あれか、と。だから、「ガラスの十代」かかってたのか!と!「セロリ」とか「アンビシャスジャパン」とか。

これ、脚本は「SUGAR BOY」川尻恵太さん。演出は、コンドルズの小林顕作さん。小林顕作さんといえば、あれですよ、我が家ではお馴染みの「みぃつけた」のオフロスキーですよ。

もうね、動きとかフリとか、オフロスキーのあの「呼んだ?」のコーナーの動きにしかみえない。

しかも、みんな踊れるから、キレキレでそれがまたおもしろい。

ジャニーズファンに向けたジャニーズネタも折り込みつつ。もう動きもノリもおもしろい。いやあ、笑った、笑った。これ、また続編あったら、絶対いっちゃうよね、、、。おもしろいもん。あ、でも包丁部の先輩が卒業するってことは、もうないか。

話は実にしょーもないのですよ。オチまで含んでほんとたいしたことない話。でも、それをここまで膨らませて、笑わせてくれるのは、ほんと素晴らしい。
舞台上の人たちもほんとたのしそう。

ノリ的に、もう少し小さい劇場でみたいかも。小劇場系演劇の匂いも感じつつ、笑ってきました。1時間45分程度の上演時間もちょうど良い。

久々にのんちゃんの踊りも見られたし。他のキャストのみなさんもノリよく、楽しかったなー。

ふぉ~ゆ~は、こういうコメディ、ほんと上手いよなあ。小劇場系の雰囲気があるお芝居との相性はとても良いんじゃないかな、と思います。

ふぉ~ゆ~はいいなあ、川尻恵太さんとか小林顕作さんとか、ウォーリー木下さんとかとやれて。私としては、好きなタイプの芝居のほうなので、うらやましい限り。


さてさて、、、今年は残りは、トニセンディナーショー。2019を締め括るのはトニセンディナーショー。

1730のディナー開始にはたして間に合うのか!?
19時のショー開始までにおわててごはんをかきこむ感じになってしまうのか、、、と話していたら上司から「そういう時は言ってくれれば、少しはやく上がればいいよ、」とのありがたい言葉をいただいたので、甘えたいところ。

会場でちゃんと着替えて、化粧直す余裕が欲しい!!さて、どうなるか。。
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是枝裕和監督「真実」 [映画]

10月17日ピロウズ 横アリ→10月18日13時から日生でえび座。

18日の午前はフリー。

ということで、ハードですが、日比谷にて是枝監督の「真実」を見ました。

前日、ライブ終わりに一人で飲んで、さらに部屋で飲み‥と、朝から映画はなかなかハードでしたが、使える時間は使わないと。

しかも、「真実」、、うちの近辺は、字幕が1日一回で、あとは吹替しかないという、、もう怒りしかないタイムテーブルだったのです。

なぜにドヌーヴとビノシュを吹替で見なくてはならんのか!意味わからん。地方の人間はフランス映画を字幕では見ないと思ってるのか配給会社は、と怒りまくっていて前売りを買ったのになかなかいけず、この日しかないな、と。

日比谷はありがたいことにすべて字幕版。無事にみることができました。

いやあ、これね、私は、すごく好きでした。

フランスの大女優の母の自伝出版祝いで、娘家族がニューヨークから帰省する一週間の出来事のお話。母の書いた自伝が、事実とは違うものだったことから起こる出来事をパリの秋の風景とともに描いた素敵な作品。

みんなが少しずつついている嘘や、記憶と実際の出来事のズレ、そこに女優として演技という真実か嘘なのかわからないものまで重なるから、物語が何重にもなって深みが増してる感じがしていて、好きな作品でした。

「記憶と記録」や「俳優が演じるということ」を軸にした初期の「ワンダフルライフ」や「ディスタンス」からの流れも見られて、フランス映画になっても崩れない是枝監督の作家性みたいな、なにかの軸のようなものが見えてとても興味深かったです。どちらかというと「ディスタンス」での演技論的なものをさらに物語にのせた作品になるのかな。あと、劇中劇の手法も物語とリンクしていてより奥行がある物語になっていて素敵でした。

万引き家族や、誰も知らないのよえな社会派の作品群とは違う、歩いても歩いても、海よりもまだ深く、のような家族ものの話の流れの集大成的な作品のようにも感じました。

そして、パリということで、絵が強い。パリの街をヒョウ柄のコートでタバコ片手に、犬の散歩するカトリーヌ・ドヌーヴの最強感。この絵をみただけでも、すっごく満足できる。

ドヌーヴ演じる祖母が、「おばあちゃんは魔法使い」と信じる孫につく「おじいちゃんは亀にかえた」という嘘もすごく素敵で、大好きなエピソード。

なんか、みたあとにすごくあったかい気持ちになる、日常だけど、でもものすごく重厚感のある、素敵な作品でした。

これだから、是枝さんの映画、好きなんだよな。


さてさて、「ジョーカー」もみたし、今年も順調に映画をみていますが、あとは、なんとしてもケン・ローチの新作「家族を思うとき」を劇場でみなくては。
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the pillows 30周年横アリ [音楽]

久々にきちんとした、ちゃんとしたレポを書こうと思っていたのですが、そうするといつまでもアップできないので、やめます。

すっごい今さらですが、

10月17日、横アリにいきました。

the pillowsの30周年の横アリです。仕事を少しだけはやく出させてもらって、新幹線に飛び乗り、無事に新横浜へ。

今まで、ジャニで何度も足を運んだ横アリですが、まったく違う気分で、不思議な感じでした。

インタビューなどで、さわおくんが、横アリをthe pillowsにとってのピークとする、とずっと話していて、ここを最高点にして緩やかに山をおりていくような活動になる宣言がされていました。(かなり意訳してますが)。音楽的にも、肉体的にもあらゆる意味で、ピロウズのピークを10月17日にもっていく、、そう宣言されると、こちらも特別な日にならざるをえない、全力で挑ませていただくわけです。

ステージに赤い幕があるだけで、もう横アリも特別感ある。基本的にいつもライブハウスだったから。オープニングがこどものころからの写真だったり、母親たちのインタビュー音声だったり、もう、特別感満載。

さわおくんの「聞こえてくるのは君の声 それ以外はいらなくなってた」というアカペラからスタート。一曲目は、「この世の果てまで」。

ここから、もう、セトリに隙なし。

一曲一曲、流れもセトリももうほんと隙がない。
すばらしかった。

途中、「swanky street」でミスって演奏が止まってやり直しとかも含んで、すべてがピロウズらしくて素敵だった。

リトルバスターズから、ファンの呼び名が「バスターズ」なんだけど、ピロウズって、バスターズ一人一人にとって「これは自分だ」って曲があるんだと思う。みんなどこかで強烈な共感を味わって、ピロウズを聞き続けているんだと思う。

わたしは、いわゆる第3期からのファンで、「ストレンジカメレオン」をラジオで聞いて、どかんとやられた。

「please Mr. LOSTMAN」のアルバムを手にして「アイスピック」の「今より違う場所がどこかにあるよね」という言葉にそのどこかを探し続けていた。

浪人時代、最後の入試を終えて、高田馬場の駅前で「リトルバスターズ」のアルバムを買って、それを聞きながら地元に帰り、そして、そのアルバムを聞きながら、その春上京したのです。

なので、私にとっては、この二枚のアルバムが強烈に印象的で、それらの楽曲を聞くと、10代後半から20代最初のころの感情がぶわあーっとわくのです。

もうね、泣いたね。
ちょこちょこ泣いてた。

でもすべて見ておきたくて
、それはそれで必死で。とても濃い時間でした。

さわおくんが「おれは日本の音楽業界を信用していない。でも、君たちのことは信じたいよ」とメッセージを残し、ステージをさる姿はもうずっと忘れないと思う。

すごく素敵なレポは書けないけど、とにかく記録に残さなきゃと、ここにざっくり感想を書いております。。ざっくりしすぎて、よくわからないのもまあよし。

wアンコールのあと大合唱して拍手なりやまず。ボックス席にいた怒髪天のみなさんが最後まで私たちと一緒に手拍子し続けてくれてて、なんだかすごくうれしかった。

隣にいたかわいい女の子が、とてもかわいい自作のイラストのポストカードをくれました。ありがとう!Twitterで繋がれたので、またどこかで会えたらいいな。

トリプルアンコールでラストが「locomotion more more」で踊り狂ったのも、ピロウズらしくて最高でした。

20年とちょっと前、初めてピロウズを聞いた私もおそらく当時のメンバーも想像もしてなかった景色を見た気がします。

これから、ピロウズの活動がゆっくりになるのか、そのままのペースなのかは、わからないけれど、2019年10月17日は最高に特別でスペシャルな時間でした。
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